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相撲の決まり手、いくつ知っていますか?意外な決まり手やその名前の由来

大相撲の決まり手一覧(おおずもうのきまりていちらん)では、大相撲における決まり手を挙げる。日本相撲協会が定めた相撲の技(決まり手)82手と、非技(勝負結果)5つの一覧である。なお、アマチュア相撲においても、この決まり手が使用されている。このほか、反則負け(まげ[髪の毛]をつかむことや、まわしがはずれる不浄負けなど)が規定されている。

基本技

突き出し(つきだし)

突き出し(つきだし)とは、相撲の決まり手の一つである。相手の胸や顔を掌で突っ張り、土俵の外に出す技。最も基本的な技の一つ。明治から大正にかけての横綱太刀山峯右エ門の突きは強烈で、“一突き半で相手を突き出す”ということから「四十五日(一突き半→一か月半)」の異名をとった。その後も突っ張りの強い力士が一気に突き出しで決めたときには似たような言われ方がされる。

突き倒し(つきたおし)

突き倒し(つきたおし)とは、相撲の決まり手の一つである。相手の胸や顔を掌で突っ張り、土俵上や土俵の外に向けて倒す技。突っ張りの強力な力士の場合、ノックアウトしてしまう場合もあり、その場合もこれが当てられる。英語では「Frontal thrust down」と呼ぶ。

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