日本人ならぜひ知っておきたい!和食のマナーの基本

和食を食べるときの基本的なマナー

日本人でもきちんと出来ない人が多い「和食のマナー」を、料理提供の流れに沿って解説していきます。
マナーは「フォーム」はもちろんですが、「なぜそうするのか」を知ることも大事。この記事では、マナーの「背景」について触れている箇所もあるので、そこも一緒に理解していただけると良いですね。

出典元:じゃらんニュース

おしぼりの正しい使い方

おしぼりマナーの基本は「拭くのは手だけ」ということ。男性に多い「顔や首を拭く」ことはマナー違反になりますので、癖になってしまっている方は気を付けてくださいね。

使い方としての正しいマナーは以下の3つの手順です。
1、『右手で取り上げ左手に持ちかえる』
2、『両手を拭く』
3、『拭いた部分を内側にしてたたんで置く』

小さな二つ折りの和紙「懐紙」を持っておくと、口元の汚れなど…気になる部分にも使えます。その他に受け皿の代わりに手に添えたり、魚の小骨や果物の種を出すときなど、様々な用途で使えるので便利ですね。

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「お箸」の正しい使い方

正しい持ち方・使い方をマスターしましょう
お箸マナーの手順は5つです。

1、『右手でお箸の中央を持って持ち上げる』
2、『下から左手を添えるようにして持つ』
3、『右手を右横へ滑らせていき、そのまま右手を返して箸の下へ』
4、『左右ともに箸の上から3分の1あたりを指先で箸を持つ』
5、『左手を外す』

この一連の動作を繋げて流れるように行ってください。姿勢を正すことでより美しい動作になるでしょう。

また、使う時には下は動かさず、上のお箸だけ動かすことが正しい使い方です。和食のマナーは、お箸の使い方で分かるとも言われています。同席者やお店の人に好印象になりますね。

そして、持ち方はもちろん大事ですが、同じくらい大事なのが「箸先を汚さない」ことです。「箸先五分、長くて一寸」という言葉があるように、箸先の汚れは3cm程度に抑えられるように気を付けるのも大切なマナーです。

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「先付け」の平皿は置いたまま食べる

前菜となる「先付け」。様々な形で出される場合がありますが、平皿などのお皿に直接乗っている物はそのまま食べます。
小鉢やお椀に入っているものは必ず持ち上げて食べてください。
串物はひとつずつお箸でそっと引き抜き、串はお皿の向こう側へ寄せておいてください。(串に刺さっているものをまとめて外すのはNGです)

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「吸い物」のふたはお椀の「外側」に置く

お吸い物の蓋は目上の人が先にあけるまで待ちましょう。汁物は蓋がついている場合がほとんどなので、とりあえず蓋を取ろうと…つい手がでてしまいがちですが、目上の人が先です。

正しい手順は、以下の通りです。
1、『左手を添えて右手で蓋を持ち上げる』
2、『半月を描くように蓋を開ける』
3、『左手の上に裏返した蓋を置き、お椀が右側にある場合は右奥に、左側にある場合は左奥に置く』
4、『食べ終わったら蓋をかぶせる』

4のとき、蓋を斜めにかぶせないように気をつけましょう。お椀を痛めてしまうのでNGです。
蓋を元の通りに戻す動作は自分のタイミングで大丈夫です。汁物の水滴が外に落ちてしまわないよう意識した作法ですね。煮物や蒸し物なども同じ動作をしてください。

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